レポB後半戦

それでは後半戦、「ヴォイス」後のMCから。
7日、たぶんここでだったと思いますが、お二人とも客席の状況をかなり心配していて下さったみたいで、
 晴「みんな大丈夫かー!?」
 客「大丈夫ー!!」
 晴「本当に大丈夫かー!?」
 客「(大丈夫ー! だかイエー! だかもはや不明の歓声)!!!」
 晴「スタンドも大丈夫かー!?」
 客「(上に同じ)!!!」
 晴「こいつら、本当に大丈夫そうだな(笑)」
うん、私たちは大丈夫ですよ。ステージ上の皆さんの方が大変でしょうに!!
そういう気遣いがすごく嬉しかったです。
「さあ、これから後半戦!」という昭仁さんに、「えーっ!!」と不満を表明する客席(笑)
「『後半戦』よ? 前と後に分けたら『後半戦』ってだけで、まだまだ終わらんから!!」と昭仁さんに叱咤(?)され、再び客席が盛り上がったところで、「ジャパンツアー」からの14曲目「Report21」。
この曲は初聴きだったんですが、家を出る前に歌詞を見てきただけなのに、曲がすんなり入ってきました。
メロディがわりと覚えやすいし、ノリもいいし、良曲ですよね。惚れてしまった(笑)
CDもらったから聴きこむぞー。
しかし、「衝撃のemergencyを迎え撃つのは 僕らしかいなさそう」って。
7日の状況とぴったりマッチしすぎ。うん、あんな天候の中でライブをやり切れたのは、あなた方だからこそだったと思いますよ。

そして、ジングルが聞こえた瞬間に歓声の上がった15曲目、「ミュージック・アワー」from「D4-33-4」。
雨だろうがなんだろうが、全力で「変な踊り」を踊り狂う客席。私の席から眺めるスタジアムは、まさに一心同体な感じでした。
雨の中、3万人があんなに綺麗に揃うんだ……!
昭仁さんに「飛び跳ねて温まれ!!」と煽られて、さらにテンション↑↑な客席。私も飛び跳ねましたが、すごかったです。
震度2くらいいったんじゃない?(笑)
「Tour 08452〜Welcome to my heart〜」からの16曲目、「Heart Beat」もすごい盛り上がりでしたよ。

その興奮冷めやらぬ中、「まだまだ行くぞ!」「もっと馬鹿になれ!」と煽りに煽られての「リンク」→「メリッサ」。
これで盛り上がらないわけがない!!
特にメリッサは、私の中では特別枠に入っちゃってるくらい大好きな曲。それを、生で聴ける日がくるなんて!
6日に聴いた時は、もうこれで死んでも悔いはないとさえ思いました(笑)
しかし7日、その「メリッサ」でアクシデント発生。ギターソロ、うまくギターが鳴らないのです。
雨のせいで指もギターも滑ってしまった模様。
で、直後の大サビの歌詞が「救いのない〜」だったものだから、昭仁さんも思わずという感じで笑いながら歌ってました。
その昭仁さんを、悔しそうな、恨めしそうな顔で見る晴一さん(笑)
でも晴一さん、相当悔しかっただろうけどむしろ笑顔で、次の曲からはちゃんと弾けてて。当たり前だけど、凄いプロ意識、精神力だなぁと。

――後で聞いたところ、どうやら本当にあのドクロの黒テレキャスは壊れてしまったらしいです。
ギターはさっぱりわからないので何も言えませんが、直るのかなぁ……心配。


それから、「ジャパーン」な19曲目、「稲妻サンダー99」。
7日の雷雨の中では、皮肉としか思えない選曲ですが(笑)
昭仁さんに「意味は分かんなくても叫べ!!」みたいに煽られて、本当になーんにも考えずに叫べたのはすごく楽しかったです。
ちょっとタイミングが難しかったですけどね。
昭仁さんは真ん中の円形ステージまで出てきて、スタッフさんの持ってきたタオルをグランド席に向かってぶんぶん放り投げてました。
つなぎを着たスタッフさんがタオルのいっぱい入った籠を持ってて、昭仁さんがそれを放ってたんですよ。
でもそのスタッフさん、渡すのが遅いっていうので昭仁さんに絡まれはじめ、「もっと持ってこんかい!」みたいな感じでふざけた昭仁さんにヘッドロックをかけられてました(笑)
見てて相当面白かったです。
ただ、売り切れでタオルを買えなかった私の友人は、ライブ後に、
「アキヒトさん、バズーカでも用意して(私たちのいた)スタンド席までぶっ飛ばしてくれればよかったのに」。
……さすがにそれは無理だと思うよ(苦笑)

で、曲の最後、スクリーンを走っていたバイクがだんだんアップになって、正面を向いて……
あれっ、バイクのボディが青くて、ライダーはハットを被った女性で……
「きゃー!!」と客席から歓声が上がる中、ついにきました20曲目、「ハネウマライダー」!!
雨の中、短く持ったタオルをぶんぶん振り回したらちょっと濡れちゃいましたけど、そんなの無・問・題☆
跳んで跳ねて振り回して、もうすごい大騒ぎ。
銀テープはここで出たんですけど、それをグランド席の人が振り回している様が、すごくキラキラギラギラして綺麗に見えましたよ。

その後、スクリーンに「ここはSound Factory……」と文字が浮かび、音楽というギフトを届け続けてくれるSound Factory・ポルノグラフィティからの本編最後の曲、「ギフト」!!
スクリーンの字幕には断片的に歌詞も表示され、ひとつひとつの言葉に更にインパクトが生まれた感じ。
6日もうるうるきましたが、7日もすっごく良かったです。
晴れて楽器や機材の調子も良かったであろう6日の方が、「良い音」ではあったと思うんですよ。でも、7日の方も負けてなかった。ギターとか絶対に大変だったと思いますが、それでもとっても良い演奏でした。今思い出しても泣けてくるもの。
曲の最後、スクリーンにギフトBOXを持った青サンタが登場。その箱が開いて、出てきたのはギターを弾く晴一さんのアップ。
その晴一さんがマイクに向かって、
「これからも、俺達からのギフトを受け取ってくれ!!」
あなたがたが私たちに贈り続けてくれる限り、私たちは受け取り続けますとも!!

本編終了でメンバー・サポメンの皆さんが退場するやいなや、即座に始まった「ポルノ」コール。
私のいた区域(?)はなんだか微妙に周りとずれてたんですが(笑)でもでもそういうところすら面白かったです。本当に馬鹿みたいにポルノポルノ叫んでました。
そして、もう一度出てきてくれた時の客席の歓声のすごさと言ったら!!
7日、昭仁さんが「待ち時間、皆もう帰ってるかなと思ってたけど、いてくれて本当に嬉しい」って言ってましたが、そんなここまできて帰れるわけがないじゃないですか!!
こうなったらもう最後までとことん付き合わせてください!!

というわけで始まったアンコール1曲目は、いきなりの新曲「Love,too Death,too」!
まさか一発目でくるとは思ってなくてすごく驚いたわけですが、盛り上がりましたね。ライブ映えする曲だなぁと思いましたよ。
サビのところ、
「Love,too Death,too そこに(チャチャ)美しい(チャチャ)終わりがあるから♪」
とクラップが入るので、6日や7日の1番サビなどはみんなクラップしていたんですが、7日の2番サビからワイパーになってびっくり。
帰りに他の人が話しているのを聞いたところによると、サポメンさんがワイパーで煽ってたらしいです。
ちょっとクラップやりたかったけど、そんなことはまあいいや。
ともかく、このライブで私のラブデスに対するイメージは変わりました。
初聴きの時の感想は嘘じゃないですが、その感想よりも「好きだ!」って気持ちの方が上回った感じ。
リリースが楽しみです!!

ここでメンバー紹介。
nang-changにはお望み通り、3万人のブーイングをプレゼントをしてあげましたよ(笑)
ポルノの2人の紹介は、
☆6日
・晴一さんの紹介
 晴「いま、この年になって(DAIGOの)『ウィッシュ☆』とかやろうとしたけど、やめた」
 客「やってー!!」
 「えー」とか渋りながらも、はにかみながら「ウィッシュ☆」やってくれた晴一さん。可愛すぎ(笑)
 ちなみに、
 晴「ちょりーす! もあるよ」
 と、これも例のポーズ付きでやってくれました。

・昭仁さんの紹介
 晴「今日、一生懸命歌いました! ボーカルの名前は?」
 客「アキヒトー!」
 しかし、声が小さかったらしく、
 晴「あれ、皆あんまり知らんかな?(笑)(小声で)アキヒトね、アキヒト。
   ボーカルの名前はー?」
 客「アキヒトー!!」

☆7日
・晴一さんの紹介
 昭「今、チューニングで忙しいようです。1弦チューニング中……2弦チューニング中……」
 晴「誰か、雨に強いギターを売ってるところ知りませんか? 雨天仕様の」
 客「(爆笑)」
 晴「僕、メリッサのギターソロ弾けますんで。また今度聴きに来てください!!」
 そりゃもう、絶対に聴きに行きますとも!!

・昭仁さんの紹介
 調べてもらったら髪の毛の太さが人の半分くらいしかないという母親譲りの猫っ毛のせいで、ヘアメイクさんに土下座する勢いで
「お願いですから帽子を被るかタオルを巻くかしてください!」
 と言われたにもかかわらず、何もしないで再登場したボーカル、昭仁さんの紹介なわけですが。(←長いよ)
 晴「(まだチューニング中)いま忙しいから……ボーカル昭仁ね、昭仁」
 と、あくまで素っ気なく済まそうとする晴一さん。
 え、それで終わり?(笑) 昭仁さん、ちょっと拗ねたみたいでした。
 もちろん、それで終わりなんてことはなく、
 晴「歌ったのはー?」
 客「アキヒト!!」
 晴「歌ったのはー!?」
 客「アキヒト!!!」
 と、ちゃんとやりましたよ(笑)
 でも、晴一さんのギターが何本かイッてしまったらしく……大丈夫かな、直るのかなぁ……

そして、アンコール2曲目は、
「この曲がなかったら、10周年もありませんでした!」
ということで、デビュー曲、「アポロ」!!
特に7日の盛り上がりは凄かった。1番サビの後半と2番サビの後半を「歌え!!」って振ってくれたこともあって、それはもうすごい盛り上がりようでした。多分みんな、言われなくても昭仁さんと一緒に合唱してたんじゃないかな。あの大きなサウンドに掻き消されないで、スタンド席の私にもみんなの声が聞こえていたように思いました。
「ラヴ・Eメール・フロム ……ヨコハマ――!!」
のシャウトには鳥肌がたちました。本当に泣きそうだった。

アポロの勢いのままに突入したのが、アンコール3曲目「Please say yes,yes,yes」。
7日など、もうみんな雨なのに飛び跳ねて、「Keep your hands with mine!! Beautiful day!!(Clap!!)」の大合唱。
最後の力を使い果たす勢いなんじゃないか、ってくらいの感じ。
昭仁さんの「ありがとう!!」の声に、もうお別れなのかという少しの寂しさを感じつつ、アウトロの音が終わるまで精一杯騒ぎ倒しました。
ラストに盛大に上がった花火が、すごくきれいだった!!

サポメンさんたちが退場されて、お二人はセンターステージに移動。
そこで最後の挨拶をするのかな、と思いきや、あれ、ギターとマイクが出てきたよ!?
 昭「……もう一曲やろうかな、と思いまして」
 客「(歓声)!!!」
6日はここでMCがあったんですが、7日はまだまだ雨が降っていたため、
 晴「ギターの音が出るうちに始めてください」
それでも話をしている昭仁さんを、晴一さんがすごい恨めしそうな顔で急かすので、
 昭「えー、晴一が早く始めろと言ってるので、曲にいきたいと思います」
そりゃ、せっかく2人でやろうっていうのに、またギターがイカれちゃったら意味ないですもんね(笑)
そして始まった、2人での「ダイアリー08/06/09」。
昭仁さんは高音のファルセットがすごくきつそうで、声が裏返ったりしてましたが、それでも他のところはあれだけ力強い声が出るんですもの、やっぱりすごいなぁと思って聴いていました。
雨音もかき消すほどの声で歌いあげ、ギターが壊れても取り替えながらめげずに弾き続けるお二人の姿はまさにロックスター。
本当にほれぼれするくらい格好良かったです。
ダイアリーのラスト、「ラララララ ラララララ……」の大合唱でまたうるうるきました。
もう、この人たち、メンバーもサポメンさんもファンもみんなひっくるめて大好きだー!! と叫びたいです。

そしてそして、最後の生声。
しーんと静まった会場に、
 晴「お前ら、好きー!!」
 昭「また、逢いましょう!!」
スタンド席の後ろの方にいた私にも、お二人の声はしっかり届きましたよ!

蛇足かもしれませんが、感想へGO!